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データ入力
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データ入力:山口智子さん

'97年に在宅ワークを開始。データ入力の仕事から始め、現在はデータ処理、システム開発、IT講習会講師、PCサポートなど「たのまれれば何でも」のスタンスで、様々な分野で活躍しています。

ファシリテーター:山口智子氏 【経歴】
1987年 文教大学情報学部経営情報学科卒業。
1989年 技術計算サービスの情報処理会社に正社員として勤務。
    ・大型汎用機によるデータベースの構築、グラフィックライブラリの作成のほか人工衛星画
     像データによる環境調査の業務に携わる。
    ・画像処理、地理情報システム(GIS)に関わる中で、大量の数値データ処理の方法や作業
     の効率化に関する方法を磨く。
    ・学会発表論文作成の補助業務も多く、学術報告書作成の手法を学ぶ 。
1993年12月 長男出産のために退社。
1996年10月 在宅にて、パソコンを使った入力の仕事を開始。
ファシリテーターからのアドバイス

データ入力という仕事について

  仕事内容
 
●データ入力
 ・手書き文章のべた入力
 ・名簿のデータ化
 ・アンケート個票&はがきの入力
●データ処理&整理
 ・さまざまなメディアから情報を集め、Excelにて取りまとめる作業
  例:●●に詳しい特定業種の企業の連絡先について調査
 ・学会発表用に文章を入力したのちに、Wordで整形
 (難読文字や特殊な数学記号などの入力作業が必須となる)
 ・学術団体の文献データベースのとりまとめや、学術データベースへの形式変換&登録作業
 (名簿管理、文書発送代行など)
●データ解析
 ・Excelを使い、アンケート結果の単純集計、クロス集計、グラフ化、報告書作成

  稼動時間
 
午前中は家事関係が終わってから1時間、午後は子どもが帰ってくるまでの3時間、夜に子どもが寝てから3時間と、1日トータルで7時間前後です。

  アプリケーション・ソフト・通信環境
 
●Windows
 ・エディタ
  TeraPad(フリーウェア)、秀丸エディタ(シェアウェア)
 ・業務アプリ
  Microsoft Office 2000 Professional(Word、Excel、Access、PowerPoint)
 ・データベース
  FileMakerPro Ver5、Ver5.5 Developer、Ver6、Ver7 Developer
 ・ツール
  マッチングチェック用に Find Differences JP(フリーウェア)
  http://www.monjunet.ne.jp/PT/FDJP/
  UNIXライクなシェルスクリプトを使うときは Cygwin(シグウィン:フリーウェア)
  電話番号から住所がわかる 宛名職人2003 もデータの確認によく使います。
●Mac(G4 MacOS 8.5)
 ・エディタ
  Jedit(シェアウェア)
 ・業務用アプリケーションソフト
  Microsoft Word、Excel、Access 98
  FileMakerPro Ver.5、Ver6
  宛名職人2000
●通信環境:CATV 30MB契約

  勉強・資格
 
コンピュータを「計算機」として扱う会社だったので、大型汎用機から、ポケコンまで、情報処理技術者系のものは一通りやりました。とにかく「コンピュータ」に関しては仕事を通して勉強したと思います。報告書や学術論文の書き方なども、会社員時代に勉強させてもらいました。
「統計学」に関しても、大学と会社で比較的きちんとやりました。
資格としては、会社員時代に「情報処理技術者一種」、在宅ワークを始めてから「.com Master ★★」を取得しました。
データ入力についての勉強は、特にしていません。常識勝負というところでしょうか。ただ、地名や、市町村合併についてはアンテナを高くし、日本郵便公社のサイトはマメにチェックしています。

  必要なスキル
 
・文章の読解力=仕様書を正しく理解する力。
・正確な入力&校正力。文字の入力スピードは早い方がよいですが、それほど重要ではありません。
 ただ、あまり遅いのではお金にはならないでしょう。
・間違いさがしのための「マシン」に徹することができるか。人間というのは思い込みの強い動物
 なので、主観にとらわれて間違いに気づかないことが多いのです。

  仕事の獲得方法
 
最初の仕事は、近所の印刷店から年賀状の版下データを入力するという仕事でした。その後は求人広告や在宅ワーク系の掲示板に応募するなどしていましたが、そのうちに、定期的に仕事を下さる会社と出会い、そちらとの関係が深まるについて、仕事の幅が広がりました。最近は知人や既存のクライアントからの紹介が増え、新規クライアントを探すということはほとんどありません。

  ネットワーク
 
データ入力では、横のつながりが重要です。企業はファックスを送る作業や振り分けなどの手間を嫌います。そのために、大量のデータをグループのリーダーに発注し、後はそのリーダーが振り分ける傾向にあり、件数の少ないデータ入力の発注はほとんどありません。何千件というオーダーのものに対応するためには、スキルの高い仲間が必要です。私の場合は、地元の友達の中でパソコンに少し明るい方に私の持っている知識を惜しまず公開し、自分で育てました。

  報酬相場
 
かなり値崩れしているのが現状です。ネット上の求人で1文字0.05円や、住所1レコード5円以下のものを見かけますが、あきらかに低すぎます。自分の1時間に入力できる文字数と文字単価をかけたときに、少なくとも各県の最低賃金を超えているかどうかを確認するべきでしょう。
入力のみで校正無しの場合より、プリントして数回校正するのでは、当然単価は変わってきます。つまり、クライアントがデータにどの程度の精度を求めるかにより、単価は変わります。
私の場合は、1時間3000字くらいで作業見積もりをします。

  トラブル
 
これまで今のところ大きなトラブルはないですね。まずは信頼できるメンバーで一緒に作業することでしょうか。

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