実践編・自己診断から実施へ 第3章 在宅ワークを始めるための自己診断 2 在宅ワーク適性チェック 在宅ワークと一口に言っても職種は多種多様であり、その適性、必要とする能力も職種によって異なります。まずは今まで自分が何をしてきたか、そして何をやりたいかを確認しましょう。 (1) ワープロ入力(文章入力) <仕事の内容> ワープロソフトなどを使って文字を入力し、それに文字飾りや罫線などを加えて体裁よくレイアウトする仕事。図表の作成を含む場合もある。なお、手書きや印字された文章を、文字修飾機能を使わずに入力する「文字入力」は「ベタ打ち」とも呼ばれる。 <適性・能力> ・ある程度の編集知識 ・レイアウトセンスが必要 ・ソフトの操作を熟知していることが必要 (2) テープ起こし <仕事の内容> テープに録音された音声を文字に起こす仕事。なお、ほとんど聞いたままを文字にする「素起こし」と、文字数に合わせて書き直しをする「リライト」がある。 <適性・能力> ・書籍、新聞、雑誌をよく読む ・幅広い知識とボキャブラリが必要 ・耳で聞き、頭で文字を考え、入力していくので、集中力と根気が必要 (3) データ入力 <仕事の内容> キーボードを使って文字や数字を通常、顧客から指定されたフォーマットに従って入力していく仕事。パソコンでの在宅ワークの基本。レイアウトや文字飾りなどは関係ないので、ワープロソフトではなく、動作の軽快なテキストエディタ(ワープロ機能のうち、文字の入力と基本的な編集機能のみにしぼったもの)を使うと便利。 <適性・能力>
(4) ホームページ制作 <仕事の内容> HTMLを用いて、企業や団体のホームページを作成する仕事。場合によっては動画、音楽、画像等を作成するため、専門のソフトを使用。また、ホームページ全体の管理を委託される場合もある。 <適性・能力> ・デザインセンス、プロデュース能力が必要 ・インターネット全体についての知識が必要 ・ 広報したいポイントが的確につかめる (5) DTPオペレーター <仕事の内容> 専用のソフトを使って文字や画像、イラストなどを組み合わせてレイアウトし、雑誌や書籍、広告などの版下やフィルムを作成する仕事。綿密な作業。ソフト、周辺機器、フォントと高額なため、初期費用が相当かかる。 <適性・能力> ・レイアウトやデザインセンスが必要 ・編集知識が必要 ・フィルム出力や製版、印刷工程にいたるまでの幅広い専門知識が必要 (6) プログラミング <仕事の内容> プログラム言語を使ってシステム開発やソフトウエア開発、データベースの構築を行う仕事。プログラム開発には、ビジュアルベーシック、C言語、JAVA等がある。専門性が高く、高収入が見込めるが独学で始めるのは難しい。また、打ち合わせや動作確認が必要なので、在宅だけで仕事をするのは難しい。 <適性・能力>
(7) 翻訳 <仕事の内容> 外国語を分かりやすく日本語に訳したり、日本語を外国語に訳す仕事。一般的な実務翻訳、単行本などの出版翻訳、映画の字幕を作成したりする映像翻訳などがある。分野によって専門用語が異なるため、専門分野を勉強することも大切。 <適性・能力>
(8) ライター <仕事の内容> 主に雑誌や書籍の記事を執筆する仕事。ソフトや情報機器のマニュアルや取扱説明書を執筆するテクニカルライターや広告、販売促進のキャンペーンを企画するコピーライターなどに大別される。各専門分野ごとにライターが存在しており、「何でもできます」より、この分野ならあの人だという専門を持つことが大切。 <適性・能力> ・書籍、新聞、雑誌をよく読む ・編集知識がある ・誰もがわかる文章にするテクニックが必要 (9) 経理 <仕事の内容> 専任を置かない中小企業向けに経理部門を代行してサポートする仕事。月契約になるため、顧客が増えれば安定した収入が見込める。プログラマーと組めば、会計ソフトの開発も可能である。 <適性・能力> ・簿記の資格が必要 ・表計算ソフトが使える ・経理の実務経験がある |
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