
SE(システムエンジニア)として2年間ソフトウエア会社に勤務。退職後、半年間充電。別のソフトウエア会社に勤務後、数年間の休業期間を経て、フリーで仕事を始めて8年。就業時間は週に40時間で、年収は400万円。 |
通常は地元企業から受注をしているが、あるとき仕事が切れた。そこで各種エージェントに登録はしてあったので、メーリングリストを注意してみていると、アクセスVBAの管理業務のシステムを作れる人を募集している案件を見つけた。応募をしたらすぐに電話がかかってきて、「お願いします」ということだった。前からそのエージェントに登録はしてあったが、仕事をもらうのは初めてだった。デモ画面何月何日、最終納期何月何日との連絡を受けた。私はそれで、「本開発に入る前のデモ画面を作るんだな」と認識し、実際に作業を始めた。
私は、次の週ぐらいに別の仕事が入りそうだったことと、ちょうど発注から1週間目の月曜日に、発注元が客先で打ち合わせがあるということを聞いて、それに間に合わせてあげようと思ったこともあり、2週間でつくってくれ、というのを突貫工事で1週間でつくった。そして納品指示に従い、ソースを送った。
客先と打ち合わせをすると言っていた月曜日の次の日ぐらいに、発注元から電話がかかってきた。結局案件をとれなかったので、「今までの作業分は工数計算で請求を出すように」と言ってきた。さらに、「当初提示していた分よりも少なめの工数計算の額で」とのことだった。私としては、「報酬設定が少しおかしいのでは。2週間でいいところを1週間で仕上げ、望むものをすべてやったのだから」と答えた。
私の解釈では、最初からその案件がとれていて、デモ画面を作ってから本開発に移るという位置づけだと思っていた。だから発注された時の最終納品はデモ画面の完成のことを言っていると思った。ところが発注元は案件が取れれば、後半でデモ画面からシステム全体を作るつもりだった、と言う。だから当初の工数よりも少ない額で、と言ってきたようだ。
結局報酬は当初予定していた請求額の3分の2になったが、それでいいことにした。向こうには向こうの言い分があると思うからだ。最初にどこまでやるのかもう少し詳しく聞けばよかった。私は発注時点で工程と報酬に対する思い込みがあったから、それを聞くこともしなかった。やはり会うにこしたことはないと思う。 |