
大学卒業後、ソフトウェア会社のSE(システムエンジニア)として5年間勤務したのち、出産を機に退職。しばらくして、これまでのスキルを生かし、家事の傍ら時間を見つけて仕事をしたいと思うようになり、SOHO歴3年。データ入力等をおもに行い、就業時間は週20〜30時間。現状は、ボランティア活動として掲示板管理をしており、これが半分以上を占める。 |
データ入力から力をつけたいと思ったが、その当時SOHO間の競争が激しくて受注ができなかった。そこでまずは人脈をつくろうと、SOHO支援のボランティア団体等、コミュニティに参加した。自ら切り開いたネットワークの中から、ようやくエージェント経由で、仕事を受注するに至った。
ディレクターから「1週間後にこういった仕事が入りますので、どうですか」という問い合わせがあった。私は「請けます」と返事をした。でもその後、子どもの病気などで、きちんと仕上げられるかどうか不安になったので、その2日後、仕事が入る前に「先日請けますと言ったのですが、やはり子どもの体調が最近すぐれないので、苦しいのですが」と言ったら、「もうダメです。今抜けられると、私の信用が落ちるから、許容できない」と言われてしまった。一応考慮はしてもらい、最初の件数よりは少し軽くしてもらえたのだが、「自分の立場は弱いな」と感じた。
さらに、ディレクターから、いつも納品のタイミングをかなりせかされることに驚き、戸惑っている。あるとき、納期が明日の朝5時となっていても、今日の夜9時に納品されていなければ、それはもう遅いという。「早くしてください。ほかの方はもう出されていますよ」とすごい圧力がかかってくる。
そのため、いつもは早め早めに出すようにしていたのだが、その積み重ねが逆に自分の首を絞めた。子供の体調が悪かったことと、自分の調子がよくなかったことが重なり、完全に遅れてしまった。納期は朝の5時だったが、2時間後の7時ぐらいになってしまった。ディレクターから電話をいただいてから、「すぐにお送りします」と急いで納品した始末。
このようにトラブルはあるし、ストレスもあるが、結果的に報酬は安定し、仕事も回ってくる。しかしディレクターがいてくれて、采配してくれたほうが楽だということも否めない。人材手配や進捗管理は大変な仕事だ。その機能を果たしてくれるディレクターと仕事をすることで、助かっているところも多い。自分自身がスタッフを確保できるかどうかも自信がない。だからディレクターがその納品物を集めて、チェックをする作業時間を確保する必要があるので、管理を厳しくされてしまうのは理解できる。一方で「うちのグループを優先にして」と言われることは、精神的なストレスだが、エージェントとの関係でも、グループワークをする一員としてまず入っていたほうが、長期的には仕事が多くもらえるのではないか。
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