SOHO受発注トラブル事例集


先輩SOHOに聞く 事例2 納期を決めていない・不払い

 当初から、受注要件が全て漠然としており、注意が必要でした。特に初めてやり取りをする発注元ですので、口約束で事態を放置していたことは大変問題です。
 また、発注元(この場合はエージェント)に対し、おかしいな、と思った時には、

 1自分でそれまでのやり取りを振り返り、確認する
 2それでも分からない点がでたら、エージェントに確認する
 3それでも納得のいく答えが返ってこなかった場合は、受注要件が整わない状況での仕事を余儀なくされる恐れがあるので、その案件からは早めに撤退する


ことも必要でしょう。

◆打ち合わせ・交渉時の注意点

●仕事を請けた時は、仕事の内容、納期、納品方法、請負料金について、納得のいくまで打ち合わせをしましょう。この時の認識の食い違いが、後のトラブルに発展する原因となる場合もあります。

●業務が数ヶ月にわたる場合、分納などの方法をとり、途中で分けて入金してもらえるよう交渉してみましょう。

●経費の扱いや、また支払い条件(締め日、支払い日、支払い方法)を確認しましょう。

●手形での支払いは、支払いサイトが長くなる上に、先方の資金繰りが悪化したり、最悪の場合倒産してしまうと回収不可能になるので、できるだけ現金での支払いを要求したほうが無難です。



法律家からの助言 事例2 納期を決めていない・不払い
 本件における相談者は、仕事をしたというよりも発注者にただ振り回されていただけという状態であり、法的にどのような請負契約が成立していたか、ということさえ理解できないものです。その原因は、当初の依頼時に仕事の内容を確認していなかったためです。同じようなミスを繰り返さないために、見積書や受発注書を作るように心がけましょう。

 なお、弁護士に対する法律相談については、霞ヶ関の弁護士会館にて、市民からの法律相談を行っていますし、市町村役場でも行っていますので、気楽に問い合わせてみましょう。相談料は、一般的には、30分5,000円です。

◆法律相談をしたい時はここにアクセス

日本弁護士連合会 法律相談ガイド
http://www.nichibenren.or.jp/


法律相談の内容に応じて、各弁護士会の相談窓口を探すことができます。